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これまでのゲスト

放送日:2002年4月27日

森勝さん、昌子さんご夫妻

 信州のすばらしい春がやってきました。

 今月、私と盲導犬ドロシーは、小県郡東部町奈良原にある「ワサビ田の森」を訪ねます。  森勝さん、昌子さんご夫妻は、荒れた里山を手入れしてかたずけ、今は12カ所の森を「四季の森」として守っていらっしゃいます。「ワサビ田の森」は、そのひとつ。烏帽子岳から流れる清流に山葵田が広がり、草木が色とりどりの花をつけ、笛を吹けば、小鳥が答えてくれるような清々しい所だと聞きます。
 森勝さんは、50才で設計士の仕事を退職。つるとトゲに取り囲まれ、荒れに荒れた里山を手入れし、蘇らせてきました。  その蘇った命あふれる森に、地域の子どもたちを受け入れて、自然と子どもとの豊かなふれあいの場としています。森勝さんは、長野県自然インストラクターであり、遊びの達人。昌子さんは、つる細工の作家。おふたりに見守られながら、子どもたちは自然の中で、どんな時を過ごしているのでしょう。清流のほとりで、森さんご夫妻から、自然への思い、子どもたちへの思いを伺いたいと思います。
 また、森さんご夫妻と真田町傍陽小学校の子どもたちとのコンサートのライブ録音の中から「山桜の花」など、お聞きいただく予定です。お楽しみに!

(文/広沢里枝子)

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