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これまでのゲスト

放送日:2002年7月28日

平野咲子さん、平野性一郎さん、山浦勉さん

 前半は特に、網膜色素変性症の患者さんやご家族の皆様にお伝えしたい内容です。
 「JRPS(日本網膜色素変性症協会)長野県支部」から、会長の平野咲子さん、咲子さんの夫で会員の平野性一郎さん、新人の山浦勉さんの3人にお話に来ていただきます。
 網膜色素変性症とは、網膜に異常な色素沈着がおこる一連の病気のことです。まだ治療法がみつかっていない難病のひとつで、長い年数をかけて見えなくなることもあれば、中心だけが見える場合もあり、病気の進み方には個人差があります。
 この網膜色素変性症の治療法の確立と生活の質の向上を求めて、患者、医師や研究者、支援者が手をたずさえて活動している全国組織がJRPSです。その長野県支部が2年前から、支え合いの場として、全国とつながる情報の窓口として、松本市を拠点に活動を始めています。
 私もこの病気の患者なのですが、長野県支部の文化講演会に招いていただいたおりに、人工網膜・網膜再生・遺伝子治療・網膜移植などの最先端の治療法について、新しい情報を聞かせていただきました。また、同じ病気をかかえる方々のお話を聞く中で、支え合うことの意義を実感しました。 そこでJRPS長野県支部」の活動を県内各地で、孤独に悩んでおられる同病の方々に、ぜひお伝えしたいと思い、平野さんたちに出演をお願いしたのです。 支部での活動の様子と合わせて、8月初めに千葉で開かれる「第12回国際網膜世界会議」についても、伝えていただく予定です。

詳しくはこちらへ
JRPS  国際網膜世界会議

長野大学ラジオゼミナール ゲスト 渡辺篤さん他、リーダーズクラブのメンバー

 次に「長野大学ラジオゼミナール」のコーナーでは、リーダーズクラブの元気いっぱいの男子学生4人に登場してもらいます。

 長野大学には、およそ60のサークル活動があり、リーダーズクラブは、そのひとつです。主に小学生を相手に、楽しくレクレーションをして遊ぶサークルです。地域の小学生たちに呼びかけて、夏には川遊び、秋にはウォークラリー、冬にはクリスマス会などを主催する他、応援に来てほしいとあちこちから声がかかり、リーダーズクラブのメンバーたちは、ひっぱりだこのようです。法被姿で思い切り遊んでくれるお兄さん、お姉さんを覚えて、楽しみにして集まる子どもたちもいるとのこと。 学校が週休二日になっても、外で遊ぶことや、みんなと遊ぶことが苦手と言われる今の子どもたち。その子どもたちと積極的にかかわろうとする若者たちは、どんな役割を果たし、何を感じているのでしょうか。

(文/広沢里枝子)

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