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これまでのゲスト

放送日:2003年7月19日

古野清人さん

 今月は「上小地域障害者就業・生活支援センター」センター長の古野清人さんをお迎えします。この「障害者就業・生活支援センター」は身体・知的・精神に障害をもつ方々の就業と生活を支援する組織です。上田市中央三丁目にある「上田市ふれあい福祉センター」の二階に昨年、開設されました。

 私はピア・カウンセリングの仕事のために時々、ふれあい福祉センターに行くのですが、古野さんたち、支援センターのスタッフたちが、椅子を温める暇もないほどフットワーク軽く、熱心に支援活動に取り組んでいる様子を傍で拝見して、ぜひお話を伺いたいと思いました。

 「障害者就業・生活支援センター」では就職先の紹介だけでなく、就業につなげていくための準備や、職場に一緒に行き、適応できるまで援助を行うジョブコーチ。そして、就職後も利用者が困った時には、いつでも相談に応じる体制で支援を行っているそうです。

 不況が続く厳しい現状にあって、就職のこと等で悩んでいる障害をおもちの方や、心配しているご家族の方は多いのではないでしょうか?古野さんの力強い声で、就業の現状や、支援活動の具体的な内容を直接伝えていただければと思います。

 なお、古野さんは、相談等、必要な時には、いつでも電話をくださいと言っておられます。連絡先は以下の通りです。

上小地域障害者就業・生活支援センター 0268-27-2039

長野大学ラジオゼミナール ゲスト 高橋鉄也さん、橋本紘和さん

 「長野大学ラジオゼミナール」のコーナーでは、前学生自治会長の高橋さんと、現自治会長の橋本さんの二人に自治会活動についてインタビューします。
 明るく社交的な雰囲気の高橋さんと、慎重で落ち着いた雰囲気の橋本さん。この二人のバランスが、なかなか良い感じ。打ち合わせでは「別所線が自転車を持ったまま乗り降りできる電車になったらいいと思うんですよ。一度企画してみたいな」等の話も出てもりあがりました。
 長野大学自治会では、バリアフリー全国第4位と言われる長野大学が、心のバリアフリーで全国第1位になれるよう、障害をもつ学生や留学生の意見等も聞きながら、活動を進めてきたそうです。地域に開かれた大学をめざして、上田のお祭り「上田わっしょい」にも留学生や同好会の学生たちと一緒に参加するとのこと。大学の教職員と学生自治会との話し合いの場があるため、そのような場を活用して、学生たちの声を伝えているそうです。
 政治色の強かった昔の自治会とは、ずいぶん違うようですよ。

(文/広沢里枝子)

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