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これまでのゲスト

放送日:2003年10月27日

倉沢信子さん

 木漏れ日のようにキラキラとこぼれる、優しくて、温かくて、力強い・・・そんなアルパの音色を聞いたことがありますか?
 今月はアルパ奏者の倉沢信子さんをお迎えします。アルパ(インディアンハープ)は、36本の弦をもつ南米大陸を代表する楽器です。
 倉沢さんは四年間のペルー滞在中にアルパの音色に魅了され、帰国後、日本では数少ないアルパ奏者として、20年にわたって、長野県内外で精力的に演奏活動を続けてこられました。また、県内の11カ所にアルパの教室を持ち、その普及のために指導をしておられます。
 倉沢さんは今、20周年を記念しての長野県縦断コンサートの真っ最中です。「アンデスの風を奏でる」をテーマに様々な奏者や語り手と共演しながら、長野市、上田市、塩尻市、飯田市、伊那市でコンサートを開きます。 さあ、どんなすばらしいコンサートになるでしょう。
 自然を巧みに表現するパラグアイの音楽の中でも名曲中の名曲「カスカーダ(滝)」や、倉沢さん作曲の「雨あがり」の演奏を聞きながら、倉沢さんの音楽とお人柄の魅力を皆様にお伝えしたいと思います。

長野大学ラジオゼミナール ゲスト 青木 舞さん

 「長野大学ラジオゼミナール」のコーナーでは「海外ビジネスインターン」を経験した青木 舞さんにインタビューします。
 青木さんは長野大学産業社会学部情報学科の4年生です。今年の夏、1ヶ月半にわたり、ミズーリ州の企業で職場研修を行いました。
 この事業は、長野県の姉妹提携先であるミズーリ州との交流事業として、相互の大学生を海外に派遣し、その国における企業研修・ホームステイを通じて企業実務の学習と異文化理解を図り、お互いの国についての認識を深めることを目的としたものです。国際感覚を身につけたい学生にとっては、貴重な研修の機会となります。
 青木さんは打ち合わせのおりに「研修中、温かく支えてくれたホストファミリーや、励まし続けてくれたセラピストの方との出会いのことを、特にお話したいです。英語はそれほど堪能でない私ですけれど、まず挑戦したことで、皆さんに助けていただき、やりとげることができました。後輩の皆さんにも、勇気を出して挑戦してもらいたいと思います。」と話してくれました。
 青木さんは海外研修を終えて、既に就職先も決まったとのこと。チャレンジ精神旺盛な彼女が、将来にどんな夢を描いているのかも、ぜひ、お聞きしたいと思います。

(文/広沢里枝子)

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