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これまでのゲスト

放送日:2005年7月30日

小宮山量平さん

 「Editor's Museum小宮山量平の編集室」が、今月9日、上田駅前若菜ビル3階にオープンしました。小宮山さんは上田市のご出身で、現在89才。敗戦後、出版活動を志し理論社を創業。長年にわたって編集者として、また出版ジャーナリストとして活躍しておられます。著書には「子どもの本をつくる」(日本エディターズスクール出版部)「千曲川」第一部〜第四部(理論社)など多数があります。
 敗戦後の日本の出版史とも重なる一人の編集者の足跡をたどりながら、本と人との新しい出会い、巡り会いが生まれたらとの願いから、長女の荒井きぬ枝さんや、小宮山さんのファン等が、昨年5月に準備委員会をつくり、このミュージアムの実現にこぎつけました。
 私も「千曲川」を読んで、以前からお会いすることができたらと願っていた小宮山さんでしたが、今回、その嬉しい機会に恵まれました。小宮山さんが「遊び場」と呼ぶ「Editor's Museum」とは、どんな所でしょう?ぜひ、お尋ねして、その沢山の貴重な蔵書に直に触れ、小宮山さんご自身から、思いを伺いたいと思います。

Editor's Museum小宮山量平の編集室
受付時間/am10:00〜pm3:00 Tel.0268-25-0826
http://www.editorsmuseum.com/index.html

長野大学ラジオゼミナール ゲスト 表秀孝さん、ブトゲチさん

 「長野大学ラジオゼミナール」では、長野大学の「夢チャレンジ制度」についてお話しいただきます。
 好奇心やチャレンジ精神旺盛な学生の夢の実現を、資金的にバックアップするのが「夢チャレンジ制度」です。学生時代にこんなことをしてみたいという企画を提出すると、申し込みの中から、優れた企画に最高30万円の奨励金が支給されます。
 今回お話いただくのは産業社会学部の表秀孝教授。そして、産業社会学部4年のブトゲチさんです。ブトゲチさんは「内モンゴル砂漠植林ボランティア活動」をテーマに企画を提出し、今年度認定を受けました。内モンゴルの地で深刻化する砂漠化の実態や、地球環境問題への理解を深め、同時に内モンゴルの人々との交流を行う企画です。ブトゲチさんには故郷、内モンゴルの砂漠化の実態についても、ぜひ伺いたいと思います。

(文/広沢里枝子)

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