これまでのゲスト
放送日:2007年11月24日
池田雅子さん
今月私は、佐久市の平尾山で、晩秋の森を心行くまで体感させていただきました。
私達が歩いたのは平尾山公園の一角です。ここはかつて佐久市の桃源郷と呼ばれた桃畑の広がる一帯でした。現在は26・6ヘクタールという広大な公園の中に、「昆虫体験学習館」や、「かぶとむしドーム」などが点在しています。私達はその中にある「ファーブルの小道」と名づけられた森の小道をゆっくり散策しました。
池田雅子「森白馬」
案内をしてくださったのは、佐久市にお住まいの池田雅子さんです。池田さんはパステル画家・森のなかのセラピスト。森の心と人の心をつなぎたいと願って、セラピストとして、自然観察指導員として活動する他、森林を舞台とした精神面のケアの為の調査・研究を行っています。
森林をこよなく愛する池田さんは、人々の生活のすぐそばにあるこの平尾山を、人と森林を結ぶ大切な場所として、四季を通して見つめてきました。そんな池田さんと森を歩きながら、ご体験や、樹木のことなど、いいお話をたくさん伺いました。
池田雅子「ドングリ星」
パラパラと落ちる枯れ葉の音、落ち葉やどんぐりを踏む感覚、小さな可愛い冬芽の形・・・
平尾山から帰った今も、まだ私の体に残っていて、森のなかにいるようです。
あのときの空気が、リスナーの方々に伝わりますように!
(文/広沢里枝子)
森心リラクゼーション-しんしんリラクゼーション- (文・池田雅子)
森と心が出会う時間
森をご一緒しませんか?―森と交流することで疲れた心はほぐされていきますー
森をゆっくり歩きたい・・・。
一人で行くのはちょっと・・・。
生活の場所から少し離れたい・・・。
森がどんな生活をしているか知りたい・・・。
樹木の子育てのお話をしながらの遊歩道散策はいかがですか?
相談・体験料: 1時間2000円/1時間30分3000円
場所: 佐久市平尾山公園内
赤松・コナラを主体とした二次林。春はアケボノスミレやベニバナイチヤクソウの林床の草花から始まり、夏はコナラやクヌギの葉の緑、秋は紅葉だけでなく樹木の冬支度の様子、そして冬は春を待つ新しい命が詰まった冬芽の姿が見られます。よぉく見ると、リスやネズミの食痕のクルミや松ぼっくりも見つかります。
林内は遊歩道が整備され散策しやすくなっています。色鮮やかなセンターハウスから離れ一歩林内へはいって歩き出すとそこは森の世界です。
表現を使った室内でのセラピーご希望の方もご連絡ください。秘密厳守です。現在 通院治療中の方は主治医とご相談の上ご連絡ください。
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