これまでのゲスト
放送日:2008年2月23日
塚田明人さん
今回は、最初に私が書いた詩をひとつ、朗読いたします。息子達が旅立ったときに書いた「愛の部屋」という詩です。つたないものですが、この季節、大切な人の旅立ちを見送る方々は多いことでしょう。そんなお一人お一人と、気持ちを分かち合えたらと思います。
そして、今月のゲストは、坂城町にお住まいで、「フリースペース待望」を開いていらっしゃる塚田明人さんです。塚田さんは、学習塾を営む傍ら、不登校の子ども達の居場所づくりに、長年取り組んできました。
私は塚田さんの著書「登校拒否という子どもからの宿題」(命の言葉社)を読み、この方にお話を伺いたいと思いました。それは、じっくりと育つ子ども達の傍らに、長年にわたって立ち続けてきた方の、実に地道な、誠実な実践記録であったからです。
塚田さんには、フリースペースでの子ども達のようすを伺うとともに、新年度がはじまる今が、不登校の子ども達やご家族にとって、どんな時期なのか。周囲のどんな態度が、子ども達を支えることになるのか、あるいは負担になるのかを教えていただきたいと思います。そして、塚田さんの、共感的な眼差しに学びながら、子ども達の存在を無条件に喜び感謝することの大切さを、改めて心に刻みたいと思います。
(文/広沢里枝子)
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