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これまでのゲスト

放送日:2008年8月30日

斎藤研郎さん

 今月のゲストは、蓼科高校ジャズクラブ教諭の斎藤研郎さんと、奥様のめぐみさん、次女のゆうりちゃんです。
 斉藤先生は、上田市にお住まいで、蓼科高校ジャズクラブの顧問でいらっしゃいます。
 蓼科高校ジャズクラブは、たいへんな人気で、夏休みも、講演が目白押し。今月の十日には、セカンドアルバムを発売し、記念イベントを開きました。
 そこで今回は、セカンドアルバムから、ジャズクラブのすばらしい演奏をたっぷりと聴きながら、ジャズクラブと共に歩んでこられた斉藤先生ご夫妻のお話を伺います。
 実は私は、大賀ホールで、蓼科高校ジャズクラブのコンサートを初めて聞き、すっかり魅了されてしまいました。斉藤先生はじめ、メンバーたちみんなが、ジャズが好きで、演奏が好きで、その情熱が、私達観客にまっすぐに伝わってきたのです。そのときから、ぜひとも斉藤先生のお話を伺いたいと願っていました。
 今回は、特に、ご家族でスタジオに、お越しいただけるとのこと。斎藤先生ご夫妻と生徒たちのチームワークと努力が伝わる、色々なエピソードを伺えることと思います。そして、きっと他にはないアットホームなインタビューになることでしょう。どうぞ、お楽しみに!

(文/広沢里枝子)

蓼科高校ジャズクラブ・プロフィールから

 長野県蓼科高等学校は、立科町にある、全校生徒約300人の全日制普通科高等学校です。
 蓼科高校ジャズクラブ創立は1999年。同校教諭である斎藤研郎先生が部活動の一環として発足させたジャズバンドであり、4名の生徒が入部したのをきっかけとして活動が開始しました。2年目からはビッグバンドという形でジャズにこだわって活動。現在は、女子を中心としたメンバーで、20人を超える現役高校生と20名ほどの蓼科高校を卒業したジャズクラブOGにて活動を展開しています。演奏者メンバーは、このジャズクラブで演奏することを目的に蓼科高校に入学した生徒もいれば、中には高校に入って楽器を初めて持った生徒もいるのですが、ジャズの楽しさを知ってしまった部員達は、決して楽ではない練習にもへこたれることなく、きわめて積極的に取り組んでいます。
 当クラブは、2004年に公開され大ヒットし、第28回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、最優秀音楽賞など同年の受賞部門最多作品となった映画「スウィングガールズ」のモデル校のひとつとなったことで注目を集め、2006年には、NHKにて当クラブのドキュメンタリー番組(1時間)「山あいの町がスウィングする〜長野・蓼科高校ジャズクラブ青春記〜」が全国放送されるなど、長野県内だけでなく全国規模で注目を集めるジャズクラブとなっています。
 演奏活動としては、2007年は計30公演を実施。2007年6月には、長野市問御町で開催された「2007NAGANO門前ジャズストリート」にて、ジャズの本場アメリカから来日していた名門「ハワード大学ジャズアンサンブル(以下、HUJE)」と共演。この共演がきっかけとなり、ワシントンD.C.にキャンパスを持つハワード大学と、HUJE来日チャリティコンサートを協賛した日本アムウェイ(株)が全面支援するかたちで、2008年3月、ワシントンD.C.で毎年開催される全米最大の日本ストリートフェスティバルのひとつ「全米桜まつり」のオープニングコンサートをはじめとして、初の海外公演およびHUJEとの合同演奏などが実現しました。

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