ここから本文です。

これまでのゲスト

放送日:2012年5月26日

小山仁美さん

 今月のお客様は、上田市にお住まいで、「おはなしざしきわらしの会」会員の小山仁美さんです。今回は、私も代好きな絵本の話を二人でたっぷりしたいと思います。小山さんに自己紹介文を書いていただきました。

 「おはなしざしきわらしの会」というお仲間と、図書館や保育園でお話を語ったり、絵本を読んでいる63才の小山仁美といいます。
 里枝子さんとの出会いは、絵本の勉強会か、絵本作家の講演会だったと思うのですが、何年も前のことなのではっきりしません。そのときの印象は「きれいな人だなあ。こんな方とお友達になりたい」でした。
 子どものときも、大人になってからも、あまり読書をしなかった私が、なぜこれほどに絵本が好きになったのかと言えば、それは3人の子の母になったからです。長男が1才の頃から始まった本読みは、当初、本当に義務感からでしたが、毎日毎晩読んであげているうちに、私自身が「この次のページはどうなるのか」と、とても楽しむようになっていました。そして、そのまま末娘が小学校を卒業するまで、15から16年の間、ずっと続きました。
 3人が小さいときは、1人1冊の絵本を。小学校に入ると「いやいや園」のようなものを少しずつ。中高学年になると「ドリトル先生」のしりーず全12巻を1年半ぐらいかけて読んであげましたが、今思い出しても楽しい日々でした。
 今の私の夢は、こうやって私から子どもたち、そして4人の孫へと絵本が伝わっていくことです。

文/小山仁美

前のページへ      次のページへ