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これまでのゲスト

放送日:2012年12月29日

広沢里枝子&岩崎信子

 私は今月、「風のようによりそってスポーツクラブ」(代表 坂田雄之さん)のホノルルマラソンの旅に参加して、ハワイに行ってきました!その旅のようすを岩崎ディレクターとおしゃべりしながら、旅のなかでとった録音をお聞きいただきつつ、報告いたします。
 今年の「第40回JALホノルルマラソン」は、ハワイオワフ島で12月9日、晴天に恵まれて開かれました。ホノルルマラソンは、制限時間がないため、誰もが挑戦できるマラソン大会です。
 まだ暗い朝5時。私は3万1千人の選手の最後尾から、4人の力強い伴走者の女性たちとともに元気に歩いて出発しました。ところが、折り返し地点にたどりつく前から、体調を崩し、足がひどく痛くなってしまいました。
 そんなわけで帰りは2、3センチの段差も足があがらないほどの足が棒状態でしたが、伴走者の皆さんのいたれりつくせりのサポートに支えられて、ぼろぼろになりながらも、なんとかゴールしました!記録は42・195キロを12時間40分でした。あんなに足が痛み極限まで疲れた経験は、これまでなかったように思います。ゴールしてからは一歩も動けなかったので、仲間たちに車いすに乗せてもらい、ベッドに抱えあげてもらって一晩は動けなかったほどでした。
 それでも翌日は、海辺の教会での仲間のすばらしい結婚式に参列させてもらって感激し、披露宴をかねた船上クルーズディナーを楽しみ、その翌日はシーライフパークでイルカと遊んで、気づいたら奇跡のように足の痛みがなくなっていました。
 ダイヤモンドヘッドに登って全身を浄化するような清清しい風を浴びたり、ハナウマ湾では団体での入場を断られ、添乗員さんと英語のできるメンバーの女性が仁王立ちになって交渉してくれるのを手に汗握って聞き、ワイキキビーチでは、仲間たちと海のなかで笑いころげて、塩辛い塩水をがばがば飲みました〜 。
 死ぬほど疲れたり、泣けるほどほっとしたり、心配したり、笑いころげたり、なんという旅だったことでしょう・・・。
 1年の終わりに、そんな旅のあれこれを、感謝をこめて報告します。

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