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放送日:2015年5月30日

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 こんにちは。広沢里枝子です。
「私は、「第4回ぬちぐすいツアー」に参加して5月9日から13日まで、沖縄へ旅をしてきました。今月は、その旅のようすを岩崎ディレクターとおしゃべりしながら、お伝えします。
 「ぬちぐすいツアー」は、長野市と那覇市と両方に拠点をもつ野池道子さんが、沖縄の素晴らしさを友人たちに伝えたいと願って企画しているツアーです。野池さんは、私と、学生時代からの親友の神山朝子さん、2人のために、私達の希望を汲んで、今回のツアーを企画し、全力でサポートしながら、一緒に旅をしてくださいました。
 旅のテーマは「沖縄は、歌三線の島」です。私は、民族の誇りをもって、三線を日常のなかで弾き語っている沖縄の人々のありように、とても魅かれています。
 特に沖縄には三線を弾きながら沖縄の言葉で賛美をしている教会があると聞いて、ぜひ聞きたいと願っていたところ、野池さんが「金武バプテスト教会」を見つけてくださいました。そこで日曜日には、礼拝に参列して、横田盛永(よこだせいえい)牧師と教会員の皆様の喜びにあふれた賛美三線(琉球賛美)を聞かせていただきました。
 平和を守る歌を三線の音色にのせて歌っておられる川崎善美さん(あかなあさん)のかえうたソングを新原ビーチで潮風に吹かれながら聞かせていただいたこと。「創作料理ランチ屋 なんとぅ」のオーナーの杉本清美さんのご長男の弘一さんが夜香木の甘い香りに満ちた座敷で演奏してくださった古典「かぎやで風」も、見事な演奏で、心に染みわたりました。
 どの演奏も、しっかりと録音してきましたので、ぜひ放送のなかで、皆様にお聞きいただきたいと思います。
 また、辺野古や高江に行き、沖縄の人々の基地の負担がますます大きくなっている現状を身をもって感じました。全校で12人という佐手小学校にも、盲導犬のアイメイトと迎えていただき、子供たちにお話しできました。行った先々で温かく迎えていただき、いろいろなことを教えていただきました。あれもこれも伝えたくて時間が足りないくらいですが、私がふれた感じた沖縄の話を聞いてください。

(文/広沢里枝子)

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