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講演会開催にあたってのお願い

(1) 連絡方法

文書での連絡は、お問い合わせフォームからメールでお願いいたします。メールは、パソコンの盲人用システムを使って、合成音声で聞いています。活字の講師派遣申請書は必要ありません。お電話をくださる場合は、できるだけ午後5時以後にお願いいたします。事前の打ち合わせは、特別の場合を除いて、家までおいでいただかなくてかまいません。

(2) 対象

私、広沢里枝子は、子供のための語り手として、主に青少年を対象にお話しております。大人の方対象の場合は、講演会のなかで、できるだけ地域の障害者や支援者との対談をおこなうなどして、地域の障害者や、支援者の方と住民の方々をつなぐ役割を果たしたいと願っています。

(3) 講演テーマ

2017年度の講演テーマは以下の通りです。

 A 小学生
    「見えないってどんなこと?」(講演と語り)

 B 中学生以上
    「社会がつくる障害 社会がなくせる障害」(講演・朗読・越後瞽女唄演奏)
    「見えなくなって見えるもの」(講演・朗読・越後瞽女唄演奏)
    トークショー、またはパネルディスカッション

主催者の皆様の方で、別のテーマを設定したい場合や、点字学習、その他の体験と組み合わせたい場合などはご相談ください。他にご希望に沿って、トークショー、パネルディスカッション、ごぜ唄演奏なども、お引き受けする場合があります。/p>

(4) タイムスケジュール

タイムスケジュールは、話し合って決めたいと思います。以下は一般的なタイムスケジュールの例です。特に児童の皆さんはたくさんの質問を出してくれますので、できれば質問時間をたっぷりとりたいと思います。

 A 聞き手に小学校低学年を含む場合
    (ご挨拶・紹介など 5分  講演 45分  質疑応答 10分〜30分 )

 B 聞き手が小学校高学年、または中学生と保護者の場合
    (ご挨拶・紹介など 10分  講演 50分〜1時間 質疑応答 10分〜20分 )

(5) 事前学習

盲導犬の役割と接し方について、事前に全校の皆様にお伝えください。できれば話を聞く学年や、クラス以外の方にも、それらのことを知っておいていただきたいのです。そうすれば、私たちが来校したとたんから、出会った人が盲導犬を極端に怖がってしまったり、思わず盲導犬に触ってしまうような事態を防ぐことができます。

参考資料 「盲導犬からのお願い」

(6) 送迎

講演会当日は、できるだけ自宅までの送迎をお願いします。私は普段、盲導犬とふたりで行動することが多いのですが、講演会当日は、時間までに確実に伺いたいと思いますので、お手数をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。カクマハイヤー(東御市) 0268ー62ー0147

(7) 盲導犬への対応

盲導犬のことは、使用者である私に一切お任せください。ハーネス(胴輪)をつけている時、盲導犬は仕事中です。使用者の指示にだけ集中できるよう、「温かい無視」をお願いいたします。 盲導犬の食事は、一日に1回で、朝、すませてから伺います。排泄も自宅ですませますので、室内などを汚すことはありません。ただ、遠方の場合などは、講演の前に校庭の隅か駐車場などで、盲導犬の排泄をさせていただく場合があります。 また、盲導犬の水飲みの容器、足拭き、敷物などは持参いたします。

(8) 案内の方法

盲導犬は、使用者である私の指示に従って歩きますが、私自身が方向を指示できない未知の場所では、人によるサポートが必要な場合があります。案内する際は、私たちと一緒に歩きながら、曲がる時などに「右へ曲がります」「止まってください」「ここから左斜め前に進みます」など、私に具体的に方向を教えてください。階段は、盲導犬のガイドで上り下りできます。

(9) 会場・設備

お話をする場所は、フロアーでもステージでもかまいません。フロアーの方が身近な感じになるかもしれませんし、ステージの場合も、階段は問題なく上り下りできます。

盲導犬が落ち着けるようなので、お話は椅子に座っていたします。そのため、普通の長机と椅子を1つずつご用意ください。

4代目の盲導犬ジャスミンは、大勢の人に注目していただくと非常に緊張してしまいます。少しずつ慣れるように練習中ですが、ジャスミンから会場が見えないように、長机には、布をすっぽりとかけて覆ってください。

マイクはマイクスタンドに立てて、机の上に置いていただくかたちが良いです。水などは、ぶつかってしまう恐れがあるので、私の場合はいりません。

ご案内くださる方から、会場に聞き手がどんなふうに座っているかとか、雰囲気など、さりげなく教えていただけるとたいへん助かります。盲導犬のために、会場の真ん中に道をあけたり、息をつめて迎えてくださるようなお気遣いはいりません。リラックスしてごく普通に迎えていただければ嬉しいです。

写真、ビデオ、録音などをとる場合は、私にお知らせください。有線テレビ等のビデオ撮影はお断りすることがあります。

(10) 質疑応答

できるだけ質疑応答など、交流の時間をもちたいと思います。その場合は、どなたか司会をお願いします。司会者は聞き手の皆様に、学年と名前を言ってから質問してくださるようにお伝えください。また、質問者が私から見て会場のどの方向にいるかお教えください。質問時間の管理は司会者にお願いします。

(11) 感想文など

私自身は、聞き手の皆様に感想を書いていただかなくても、感じてくださったそのままで良いと思っています。特に普通の文字の感想文は、読むことが困難です。 けれども、もし児童・生徒の皆さんの方から、点字の手紙を書きたい、声の便りを届けたいなど、考えてくださったときは喜んでいただきます。

(12) 個別交流

障害や精神的理由で講演を聞くことが困難なお子さんでも、盲導犬と身近に接することを、とても喜んでいただける場合が少なくありません。直接お会いした方が良いお子さんがある場合は、遠慮なくお知らせください。講演会の前後の時間などに、盲導犬と一緒に会いに行きます。あるいは会いにきていただければと思います。

(13) 2017年度の予定

私は今年も、ピア・カウンセリングや、講師などの仕事を定期的に引き受けています。そのため月曜・火曜・金曜の午前中の講演はお引き受けできません。