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主催者へのお願い

(1) 連絡方法

文書での連絡は、お問い合わせフォームからメールでお願いいたします。メールは、パソコンの盲人用システムを使って、合成音声で聞いています。活字の講師派遣申請書は必要ありません。お電話をくださる場合は、できるだけ午後5時以後にお願いいたします。事前の打ち合わせは、特別の場合を除いて、家までおいでいただかなくてかまいません。

(2) 主な内容

人権講演と瞽女唄演奏を半分ずつ両方聞きたいというご依頼が、増えてきました。瞽女唄についての簡単な解説を加えつつ、瞽女唄をゆっくり楽しんでいただく演奏の依頼も増えています。
長野県外にも演奏に出かけています。越後ごぜ唄グループ「さずきもん」の一員として、姉妹弟子と一緒に唄わせていただくこともあります。
高校、大学、公民館等での人権講演は、視覚障害者へのサポート方法を学ぶデモンストレーションや、自作詩の朗読、瞽女唄演奏を加えておこなっています。

(3) 講演テーマ

2024年の越後瞽女唄公演と人権講演のテーマは次の通りです。

(4) 送迎

開催日の当日は、できるだけ自宅から会場までの送迎をお願いします。私は普段、盲導犬とふたりで行動することが多いのですが、当日は、時間までに確実に伺いたいと思いますので、お手数をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
自宅は、「東御・湯ノ丸インター」の近くです。盲導犬は、普通車であっても後ろの座席の下に乗ることができます。
タクシーを頼む場合は、私の自宅の場所を知っている次のタクシー会社にご依頼ください。望月ハイヤー(佐久市) 0267ー53-3232/滋野松葉タクシー(東御市) 0268-62-0422
自宅から会場までの送迎が難しい場合は、ご相談ください。

(5) 盲導犬への対応

盲導犬のことは、使用者である私に一切お任せください。ハーネス(胴輪)をつけている時、盲導犬は仕事中です。使用者の指示にだけ集中できるよう、「温かい無視」をお願いいたします。

(6) 案内の方法

盲導犬は、使用者である私の指示に従って歩きますが、私自身が方向を指示できない未知の場所では、人によるサポートが必要な場合があります。案内する際は、私たちと一緒に歩きながら、曲がる時などに「右へ曲がります」「止まってください」「ここから左斜め前に進みます」など、私に具体的に方向を教えてください。階段は、盲導犬のガイドで上り下りできます。

(7) 会場・設備

演奏やお話をする場所は、フロアーでもステージでもかまいません。フロアーの方が身近な感じになるかもしれませんし、ステージの場合も、階段は問題なく上り下りできます。マイクは、会場によって不要な場合、話すときだけマイクを使う場合、唄と三味線の両方にマイクが必要な場合があります。そのため、当日は、できるだけ早めに会場に到着し、音響の担当者の方と適切なマイクの使い方を検討したいと思います。
演奏の場合は、椅子をひとつご用意ください。講演の場合は、椅子と普通の長机を一つずつご用意ください。
ご案内くださる方から、会場に聞き手がどんなふうに座っているかや、雰囲気など、さりげなく教えていただけるとたいへん助かります。
写真やビデオの撮影、録音などをする場合は、私に事前にお知らせください。

(8) 質疑応答

できるだけ質疑応答など、交流の時間を持ちたいと思います。その場合は、どなたか司会をお願いします。