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これまでのゲスト

放送日:2023年5月27日

<ゲスト> 小森淳子(こもり じゅんこ)さん

今月は、岐阜県にお住いの小森淳子さんと電話をつないで、お話しします。
小森さんは、1965年、岐阜県生まれ。1歳半の時、アテトーゼ型脳性まひという診断を受けました。5年間の療育を受け、小学校・中学校・高校は通常学校の通常学級で学びました。日本福祉大学卒業後、障害者問題について講演・執筆活動を続けています。
25歳の時、反対されながらも、視覚障害の夫と結婚し、長男と長女を出産。ヘルパーさんや保育園、子育てサークルのママ友たちの力を借りながら、子育てを楽しんだそうです。
小森さんは、二人の子どもが大学進学のため、家を出たのを機に、日本福祉大学の大学院(修士課程)で学びました。岐阜協立大学の非常勤講師として、「障害の理解」という科目を担当しています。
前半では、小森さんご自身の子育ての体験をお聞きします。楽しいエピソードをお聞きできそうです!
また、小森さんは、昨年から、障害のある親たちや、関心をもつ方々に呼び掛けて、語り合う会「優生保護法とわたしたちの子育て」という、ZOOMによる集いを6回にわたって開きました。
私も、この語り合う会に参加し、優生保護法の下で子育てをしてきた私たちが、それぞれに差別や抑圧と闘ってきた世代であることを改めて実感しました。
後半では、障害のある親の立場を経験してきた小森さんが、今、どんなことを社会に伝えたいと考えていらっしゃるかを伺います。

◇語り合う会「優生保護法とわたしたちの子育て」主催イベントのお知らせ
こんな支援がほしかった〜子育てをしてきたわたしたち障害当事者が望む支援とは〜
日 時: 2023年7月1日(土) 14:00〜(ZOOM)
お申し込みは、以下のグーグルフォームよりお願いいたします。
https://forms.gle/G1bnM8tuqL5cukud6

(文/広沢里枝子)

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