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これまでのゲスト

放送日:2023年6月24日

<ゲスト> 原祥太郎さん

こんにちは。広沢里枝子です。 私は今、5頭目のアイメイト(盲導犬)との歩行訓練を受けるために、東京都練馬区にある「公益財団法人 アイメイト協会」に来ています。アイメイト協会では、アイメイト歩行を初めて希望する人も、アイメイトの代替わりを希望する人も、必ず4週間の歩行指導を受けなければいけません。私は、こちらへ来てから2週間と少し経ちました。
今回の私のアイメイトの候補犬は、2才の雌犬で、愛称はソフィーです。ソフィーは、明るいベージュ色で、顔の中心と、頭と背中と尻尾が茶色だそうです。小さくてシャープなラブラドール犬です。
 ソフィーは、担当の訓練士の大塚美樹さんからは、「素直な子です」と紹介を受けました。実に素直で、仕事熱心です。ドアの取っ手の位置、押しボタン式の信号のボタンの位置、手すりの始まりの位置なども、伸びあがって、その下に鼻の先を当てて、きっちり教えてくれたりします。
ソフィーがうまく動いてくれないときは、たいてい私のほうの指示の仕方とか、姿勢とか、何かが間違っていて、ソフィーから
「え?私、先生にそういうふうに教わってませんよ」
と言われている感じ。
「あっ、ごめん、そうだった!」
とこっちが教えてもらっているみたいです。これだけの能力のあるアイメイトを十分に生かすのには、使用者の私自身が、真剣に取り組まないといけないなあと、すごく責任を感じています。
実は今日は6月7日なんですが、ディレクターの宮嶋美紀さんが、上田放送局のスタジオを飛び出して、アイメイト協会まで来てくれました。まずはアイメイト協会の歩行指導部長の原祥太郎さんにアイメイト協会についてお話をお聞きします。
私からも、ソフィーとの訓練のようすをご報告しますね。
どうぞ、お聞きください。

公益財団法人 アイメイト協会 公式ホームページ(https://www.eyemate.org/)

(文/広沢里枝子)

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