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これまでのゲスト

放送日:2022年5月28日

<ゲスト> 寒川弘一さん

 今月のお客様は、鹿教湯三才山リハビリテーションセンター 鹿教湯病院の回復期病棟リハチーフの寒川弘一さんです。
 私は去年の3月末に、家の畑の石垣の上から落ちて、大腿骨折と腰部圧迫骨折をしました。そのために、2か月半にわたって鹿教湯病院でリハビリテーションを受けて、おかげさまで盲導犬と歩けるまでに回復しました。そのとき、私が入院した病棟のリハビリテーションの責任者が寒川さんでした。
 寒川さんは、22歳で大阪の堺市にあるリハビリテーションの学校を卒業し、15年前に長野県に移住し、三才山病院に入職。3年前より鹿教湯病院に人事異動となりました。
 番組の前半では、私の入院中の体験を振り返りながら、寒川さんや、医療スタッフの皆さんが、どのように考え、リハビリを進めておられたかを改めてうかがえたらと思います。また、後半では、リハビリ後も障害がのこった場合に、日常生活で、どのようなことに気をつけたらいいかということや、寒川さんが、患者さんたちと接するときに心がけておられることなどをお聞きします。
 鹿教湯三才山リハビリテーションセンターでは、一般的な外来診療はもちろん、回復期リハビリテーション病棟以外に、脳卒中や循環器疾患や呼吸器疾患、関節リウマチや骨折などの整形外科疾患に対して正確な診断と集中的な治療を行う一般病棟、急性期治療を経過し在宅復帰に向け不安のある方に対して支援や調整を行う地域包括ケア病棟があります。また長期療養が必要な方や在宅復帰や施設入所の調整を行う医療療養病棟。主に筋ジストロフィーや筋萎縮性側索硬化症患者、重症心身障害者の方が対象の指定療養介護事業所を擁しています。また全国でも数少ない、自動車事故後遺症の方の短期入院も受けています。
 入院や入所についてのお問い合わせは、鹿教湯病院内の地域医療連携課に御相談下さい。

鹿教湯三才山リハビリテーションセンター 入院案内 https://km-rehacenter.jp/hosp/

(文/広沢里枝子)

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