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これまでのゲスト

放送日:2022年6月25日

<ゲスト> 竹重満男さん

 今月のお客様は、上田市にお住いの竹重満男さんです。
 竹重さんは、聴覚障がいなどを持ちながら地域の中で当たりまえに一緒に暮らしています。15歳ころから人より聞こえかたが悪い事に気づいて、耳鼻咽喉科の治療を受けられたことがあるようです。
 食品製造をする工場で働きながら、聴覚障がい者の活動に参加。当時、白馬村の村議会議員たった桜井清枝さんが企画した集まりである、「聴覚障がい者のための塩の道紀行」に2003年から2012年まで参加されました。
 白馬村に通っていた時期に大きな地震があり、『自分にできることは何か?』を考えて、防災、減災のための活動に取り組むようになり、2014年、15年、16年、白馬村や小谷村の災害現場の撮影を続けました。
 2017年に信州大学の廣内研究室に出会い、「2014年神城断層地震震災アーカイブ」のホームページの一部分の作成に参加され活動しました。
 また、2019年10月に台風19号による甚大な災害が発生した後、10月13日より今日まで、千曲川流域(佐久穂から飯山まで)の撮影を80日間続けました。
 「神城断層地震震災アーカイブ」や「猪(しし)の満水デジタルアーカイブ」のホームページを紹介する活動。聴覚障がい者を支援する要約筆記の普及をしていくことがライフワークだそうです。
 そんな竹重さんが、体験したことや、考えてきたことをお聞きします。

2014年神城断層地震 震災アーカイブ https://kamishiro.shinshu-bousai.jp/

"猪の満水"災害デジタルアーカイブ https://chikuma-archive.shinshu-bousai.jp/

(文/広沢里枝子)

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