ここから本文です。

これまでのゲスト

放送日:2022年11月26日

<ゲスト> 日野陽子(ひの ようこ)さん

 今月のお客様は、京都教育大学・准教授の日野陽子さんです。
日野先生は、「里枝子さんのお顔を見てお話ししたいので」と言って、なんと京都から上田放送局へ、お越しくださいます!
 日野先生は、香川大学講師、准教授を経て、2012年より現職。専門は美術教育学で、視覚障害児者の美術活動について、盲学校や市民グループと共に実践研究を続けておられます。
 京都に赴任してからは、細見美術館で所蔵作品の対話型鑑賞を収録した「おしゃべり音声ガイド」を作成したり、国立近代美術館の所蔵品の触図と点訳鑑賞文をセットにした「さわるコレクション」を作成したりされています。そして、今月の5日には、 長野県立美術館で開かれたインクルーシブ・プロジェクト「『みる』を考える・見えない人と見える人が一緒にみるために」で講師をされました。
 美術鑑賞を通して、見える人と見えない人をつなぐ取り組みについて、お話をうかがいます。

 また、日野先生はお話の中で、眼科医の西嶋一晃(にしじまかずあき)さんからのメッセージ(nishijima_202211.pdf)をご紹介くださる予定です。
 西嶋先生は、平成7年に京都大学医学部を卒業後、同大学院や米国にて網膜循環や血管新生を研究されました。そして、平成18年より、京都大学眼科助教として教育・研究・臨床に5年間携わられた後、京都市内に開業されています。
 ご専門は網膜・硝子体です。

 どうぞ、お聞きください!

(文/広沢里枝子)

前のページへ      次のページへ