これまでのゲスト
放送日:2018年12月29日
<ゲスト> 角谷美由紀(かくや みゆき)さん
今回は、角谷美由紀さんとおしゃべりしながら、1年のしめくくりの放送をお届けしたいと思います。
角谷さんは、1972年上田市生まれ。42歳から視力が落ちて、1年前からほとんど見えなくなりました。ですが、元気で明るく、くよくよしないがモットーだそうで、前向きなすかっとした方です。
角谷さんは、主婦で、夫と21才の息子さん、19才の娘さんがいらっしゃいます。料理や裁縫もされます。今年は、地域の神楽の練習で、一生懸命に横笛の練習もされました。
私は、「上小地域障碍者自立生活支援センター」の仕事で、中途失明の方々に点字をお教えする「点字学習会」の指導をしているのですが、角谷さんは、この教室にも、元気に通って、参加者の皆さんと共に熱心に点字を学んでおられます。今年、私と門谷さんは、一緒に学校や公民館、視覚障害者のガイド体験会などに参加して、地域の皆様と交流しました。
そんなわけで、今回は、前向きな角谷さんの生き方をご紹介すると共に、視覚障害者の立場から、街の皆様にお願いしたいことなども、具体的にお話しする予定です。
また、真ん中では、すてきな作文をひとつ、点字で朗読いたします。「全国中学校人権作文コンテスト」の県大会で最優秀作文に選ばれた日大中学3年の土屋羽瑠香さんの作文「誰かのためにできること」です。
これは、全盲の上原博司さんとの出会いを通して学んだこと、考えたことを書いたわかりやすくて説得力のある作文です。
放送の最後には、角谷さんに、横笛で応援していただきながら、忠臣蔵の義士を唄ったごぜ唄の「どんどん節」を1曲お届けする予定です。どうぞ、お楽しみに♪
(文/広沢里枝子)
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