障害を持ちながら生き生きと暮らす仲間や共に働く人々を紹介する、信越放送(SBC)ラジオの長寿番組「里枝子の窓」の公式ホームページです。
- 毎月最終週土曜日・午後4時〜4時30分
- パーソナリティ:広沢里枝子 → プロフィール
- テーマ音楽:土屋竜一 → 音楽について
- ディレクター/プロデューサー:宮嶋美紀
- 制作著作:信越放送(SBC)
- 提供: 株式会社デンセン/長野県上田市・あおやぎ眼科
- 30周年記念エッセイ
インターネットでもお聴きいただけます
当番組「里枝子の窓」が、インターネットラジオ「radiko.jp」で、放送日に無料でお聴きいただけます。radiko.jpのホームページに移動してご利用ください。当日お聴き逃しになっても、1週間以内であればタイムフリー機能でお聴きいただけます。
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荒川土手にて(撮影:内村コースケ)
お知らせ
イベント情報「ご縁がつなぐ瞽女唄と絵本と古民家と 第2幕」(2024年9月14日(土))
新刊デイジー録音図書「里枝子の窓 2021年度版」貸し出しのお知らせ
テレビ放映のお知らせ
広沢里枝子が「ハートネットTV 瞽女(ごぜ)唄が響く」に出演します。
NHK Eテレにて、2024年1月16日(火)午後8時00分から。
SBCとNHKの協力により、「里枝子の窓」の収録風景も撮影されました。
NHKプラスで1月23日(火)午後8時23分まで視聴可能です。「ハートネットTV 瞽女(ごぜ)唄が響く」(NHKプラス 視聴ページ)
短歌「越後瞽女唄探求の旅 八の段」
「第18回 令和5年度 片岡好亀賞」受賞スピーチ
「第18回 令和5年度 片岡好亀賞」受賞のお知らせ
広沢里枝子講演会について
2024年の講演と、越後瞽女唄演奏のご依頼の受付を終了しました。
2025年の講演と、越後瞽女唄演奏のご依頼を受け付けています。
広沢里枝子講演会の詳細はこちらへ
信濃毎日新聞で2022年7月6日から「広沢里枝子さんと越後瞽女唄」というテーマの連載。
シリーズの表題は『いのち響かせて 里枝子さんと越後瞽女唄』。7月6日付け第1回の表題は「盲目女性の生きる道 共鳴した心」副題は「声と三味線震わせ圧倒」です。2022年3月に開催された『瞽女唄の息吹』コンサートの模様を中心に、臨場感あふれる魅力的な内容になっています。
皆さん、ぜひ、連載記事を読んでくださいね!とってもいい記事です。
※信濃毎日新聞デジタルでも読むことができます。有料記事ですが、会員登録することで月5本まで見ることができます。
- 第1回 盲目女性の生きる道 瞽女(ごぜ)演奏家広沢里枝子さん 「命ある限りうたう」決意とは(7月6日)
- 第2回 「最後の瞽女」 小林ハルさんとの出会い 稽古する少女が「見えた」(7月12日)
- 第3回 学生時代に知った瞽女の存在 突き付けられた生き方(7月18日)
- 第4回 瞽女唄を伝承する女性に出会う ここへ来るために私は(7月20日)
- 第5回 小2で失明宣告 三味線稽古の毎日 「生きていくため」必死(7月30日)
- 第6回 口伝で教わり全身で感じる稽古 精神を継ぎ、個性を味に(8月1日)
- 第7回 庶民の平和な暮らしから生まれた唄 命ある限り伝え続ける(8月10日)
30周年記念エッセイ “里枝子の窓”から広がる世界」
広沢里枝子コンサート・プロモーションビデオ
視聴はこちらへ (YouTube)
今月の番組ガイド
オンエア: 2024年8月31日(土曜日) 午後4時〜4時30分
GUEST
桂木惠(かつらぎ めぐみ)さん(上田小県近現代史研究会事務局長)
今月のお客様は、上田市真田にお住いの桂木惠さんです。
桂木さんは、上田小県近現代史研究会の事務局長です。ご専門は、日本近現代史で、とりわけ上田小県の近現代史研究を進めてきました。近年は日露戦争の軍事郵便の解読を依頼され、それに取り組んでいるそうです。社会科教師でしたが、退職後の今は専門学校で非常勤講師を務めておられます。
今回は、昨年、上田小県近現代史研究会で発行したブックレット『上田小県における学びの歴史』について教えていただきつつ、桂木さんの著作「時報にみる子どもたちと戦争」についても、お聞きしたいと考えています。
対談の準備として、『上田小県における学びの歴史』の中で、最も伝えたかったことを尋ねたところ、次のようなお返事をいただきました。
「最も伝えたかったのは、この地域の先人たちは学ぶことのよろこびに気づき、その実現のために努力してきたという史実。例えば児童自由画運動。それまでのお手本を模写するだけの絵の授業から子どもたちが感じたままを自由に描くという運動が神川小学校から生まれた。青年たちもまた、高等学校や大学に進めなくても、この地域にあっても先鋭的な哲学などすぐれた学問を学べることを実証したのが自由大学運動である。さらには、貧しく子守り奉公に出されたり、遊郭に売られたりして小学校にすら通えなかった女児に対しても、学ぶ機会を差しのべた人々もいた。そうしたこれまであまり知られてこなかったことも本書は明らかにした。」
これを伺って、まず、この先人たちの先進的な取り組みについてお聞きしたいと思いました。
また、そのような大正デモクラシーの時代から、教育までが戦争に飲み込まれていくときには、どんなことがおきていたのか。戦争に奉仕する教育とは、どんなものだったのか。今、私たちが平和を守るために特に大切にしなければならないのは、どんなことかなどについて、史実に基づいたお話を伺います。
◆桂木先生が講師をされる講座のお知らせです。
今年も上田市城南公民館の地域史学習講座が始まります。今年は「上田小県の人々と戦争」(戦後編)の7回講座で、第1回目が9月13日(金)です。詳しくは上田市城南公民館へお問い合わせください。
◆黒坂正文さんの「50周年記念 歌とコカリナのコンサートin上田」のお知らせです。
9月16日、月曜日、13時30分から、サントミューゼで開かれます。チケットなど詳しくはサントミューゼにお問い合わせください。
◆CiNii 図書 - 上田小県近現代史研究会ブックレット(https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA89432596)
(文/広沢里枝子)
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