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これまでのゲスト

放送日:2004年6月26日

宮下明彦さん・原山幸子さん

 今月、私と盲導犬のドロシーは大きく変わった上田駅前を歩き、新しい駅前図書館「上田情報ライブラリー」を訪ねます。
  「上田情報ライブラリー」は今年4月23日に上田駅前ビルパレオ4階にオープンしました。図書・新聞・雑誌の閲覧や、インターネット・オンラインデータベース・視聴覚資料の利用、 各種セミナーの開催などを通じ、市民生活や仕事に役立つ知識や情報を提供し、「暮らしとビジネス支援」を行う図書館です。また、「上田情報ライブラリー」は利用者のパソコン操作支援、市民ホールやセミナールームの企画・運営、一部の図書館業務などの分野で市民との協働による運営を目指しています。
 さあ、どんな図書館が誕生したのでしょう。
 館内をご案内くださるのは、上田情報ライブラリー館長の宮下明彦さんです。宮下館長は前上田市立図書館長であり、この新しい図書館をつくるに当たって、最初から関わってこられた方です。
 まず、宮下館長にお話を伺いながら、館内の様子や、特色あるサービスの内容などをリスナーの皆様に見えるようにお伝えできたらと思います。
 そして、せっかくの機会ですので、視覚障害者の立場から、利用できる図書館になっているかどうかを質問し、障害者の意見を伝える一歩にしたいと思います。
 また今回は、市民の立場から、原山幸子さんにも、ぜひ、ご意見を伺いたいと思います。原山さんはデイジー上田の会長として長年、視覚障害者の読書権の保障のために活動し、更に上田図書館倶楽部の会員として、新しい図書館づくりに精力的に関わっておられる方です。
 図書館の原則は「Books are for all(いずれの読者にも、すべてその人の図書を)」です。駅前図書館が、あらゆる人が平等に利用できる図書館になるように、期待をこめて語り合いたいと思います。

上田情報ライブラリー(上田駅前ビルパレオ4階)
開館時間
◆平日◆ 午前10時〜午後8時30分
◆土曜・日曜・祝日◆ 午前10時〜午後6時  Tel.(0268)29−0210
URL http://www.city.ueda.nagano.jp/toshokan/jlibname.htm

(文/広沢里枝子)

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