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これまでのゲスト

放送日:2008年4月26日

原哲夫さん

 今回のお客様は、松本盲学校教諭の原哲夫さんです。原さんは、松本から、真っ黒な盲導犬エリンちゃんと、上田市のスタジオへお越しくださる予定です。
 原さんは、普通中学校の教員でしたが、39才のときにベーチェット病のために失明されました。その後、リハビリテーションを受けて、松本盲学校の教諭として復帰され、現在も松本盲学校で、中学生と高校生に、英語を教えていらっしゃいます。
 また、原さんは、盲導犬の使用者と支援者の会「長野県ハーネスの会」の会長です。
 「優れたリーダーは逆らうことのできない強者ではなく、安心して従うことのできる賢者である」といいますが、私は「長野県ハーネスの会」の会員の一人として、原会長は、まさにそのような優れたリーダーであると感じています。
 今回、番組の前半では、まず、「長野県ハーネスの会」の活動について伺います。そして、この4月から施工される改正補助犬法について、盲導犬使用者の立場から、どのように受け止めておられるか、お聞きしたいと思います。
 また、原さんは、来年は定年退職の年を迎えるそうです。番組の後半では、35年に及ぶ教員生活を振り返って、心に残ること、嬉しかったことなどをお伺いできればと楽しみにしています。
 なお、今月は、原口ゆらぎさんの新作CDから、「島の猫」をお届けします。名曲ですよ。お楽しみに!

長野県ハーネスの会: 電話0263−46−9611
身体障害者補助犬相談窓口(長野県庁内): 電話026−235−7104

(文/広沢里枝子)

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