ここから本文です。

これまでのゲスト

放送日:2010年4月24日

小柳守男さん、静代さん

 今月、私とディレクターの岩崎信子さんは、上田市上田にあります小柳守男さん、静代さんご夫妻のお宅をお訪ねします。
 小柳守男さんは、日本野鳥の会 長野支部長です。また、奥様の静代さんは、県の野生傷病動物保護ボランティアをしていらっしゃいます。
 小柳守男さんは、栃木県真岡市のお生まれで、現在72歳。子どもの頃から鳥に親しんでいましたが、宇都宮大学工学部時代から、本格的に鳥好きになりました。
 大学卒業後は、長野県職員として就職。ご夫妻は職場で出会い、静代さんは、ご主人と結婚してから、野鳥に愛情をもつようになったそうです。
 ご夫妻は、13年間で、273羽もの野鳥を保護してきました。現在も、傷ついた野鳥9羽を、庭の手作りの鳥小屋で、大切に世話していらっしゃいます。
 それは、片足を失って、餌を捕まえることができなくなったチョウゲンボウや、片羽根がないノスリ。羽根を痛めたフクロウなどです。
 また、小柳さんの庭の餌箱には、多種多様の野鳥が集まっているそうです。
 今回の取材では、鋭い嘴や爪をもつチョウゲンボウや、フクロウにも、特別に触らせていただけることになりました!しっかり触って、その感触を皆様に、お伝えしますね。
 美しい野鳥の囀りを聞きながら、鳥の不思議をたくさん伺える、楽しい放送になることでしょう。野鳥の宝庫である信州に住む私たち。もっともっと野鳥たちと親しめるよう、教えていただきます。

(文/広沢里枝子)

前のページへ      次のページへ