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これまでのゲスト

放送日:2015年8月29日

<ゲスト> 鷹野禮子さん

 今月のお客様は、鷹野禮子さん。「社会福祉法人湧泉会 小雀保育園」の理事長。「NPO法人チャイルドライン佐久」の理事長でいらっしゃいます。
 「小雀保育園」は、佐久市の岩村田にあって、キリスト教の愛と奉仕の精神を土台に、0才から6才までの乳幼児を、心をこめて保育している保育園です。鷹野さんは、ここで20年間、園長を務めて、地域の多くの方から慕われている先生です。
 私が「小雀保育園」に出会ったのは、友人に誘ってもらって、ふらりと遊びに行ったのがきっかけでした。鷹野先生は、そんな私達に「貴女達、せっかく来たのだから、子供たちにお話を語ってちょうだい」とおっしゃって、さっそく園児達に物語や盲導犬の話をするチャンスをつくってくださいました。お礼にと子供達が歌ってくれた元気いっぱいの歌も忘れられません。その後も私は、土屋竜一さんと共に父母のための講演会に呼んでいただくなどのご縁をいただき、「小雀ファミリー」のアットホームな雰囲気が、ますます大好きになりました。そこで前半では、「小雀保育園」のすばらしい実践について伺います。
 そして、後半では、「チャイルドライン佐久」の活動と、9月から開かれるチャイルドラインの「受け手養成講座」について伺います。チャイルドラインは、子どもたちが辛いとき、苦しいとき、寂しいとき、そして嬉しいときにも、電話を通じて子どもたちの声に耳を傾け、「発することば」の奥にある「気持ち」を聴き、「心の解放・心の居場所づくり」をする子どもの心によりそう電話です。
 「保育は魂の彫刻。それだけ意義深く、責任の重い仕事です」とおっしゃる鷹野さん。情熱あふれるお話を一人でも多くの方に聞いていただきたいと思います。

(文/広沢里枝子)

NPO法人チャイルドライン佐久
チャイルドライン第3期「受け手」養成講座 受講生募集
佐久市ホームページ https://www.city.saku.nagano.jp/kenko/kosodate/kosodateshien/boshu.html

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