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これまでのゲスト

放送日:2020年3月28日

<ゲスト>  旭 洋一郎さん

  今月のお客様は、長野大学社会福祉学部教授の旭 洋一郎さんです。旭先生は、1955年、東京生まれ。脳性麻痺の障害がおありです。1997年から上田市にある長野大学で教員をされ、この春定年を迎えました。ご専門は、障害者福祉、障害学、セクシュアリティ、社会調査です。
旭先生は、22年間にわたって、多くの社会福祉の専門家を育ててこられました。私も、福祉職の友人と共に「旭専門ゼミ」を聴講して、「障害学」の基礎を教えていただきました。障害者として自分が経験してきたことを社会の視点から問い直す貴重な機会でした。
  今回、旭先生に「長野県の皆さんに伝えのこしたいことを語ってください」とお願いしたところ、次のようなお返事をいただきました。「長野県の皆さんにというのは、いささかおこがましい気がしますが、この時点でぼくが思うことをお話ししたいと想います。大学でチャレンジして、感じたこと、得たこと、そして後輩へ、というテーマになるでしょうか。どこまで話せるか、自信はないのですが。障害者が大学という場で働いた総括です。率直なところまだ壁は高く、跡を続けてほしいとは言えないけれども、必要性は大いにある、ということです。長野県の人に限らず、チャレンジして欲しく想います。」とのことでした。ぜひ、一緒にお聞きしましょう。

(文/広沢里枝子)

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