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これまでのゲスト

放送日:2021年3月27日

<ゲスト>  白澤章子(しらさわ あきこ)さん

 今月のお客様は、「川中島の保健室」を開いていらっしゃる白澤章子さんです。
白澤さんは、公立の小中学校で40年間養護教諭として勤め、定年退職後学校に保健室があるように地域の中にも保健室があっても良いのではないかと2009年10月1日“川中島の保健室”(まちかど保健室)を始めました。利用する方は1ヶ月平均27人の利用があります。相談、お茶のみサロン、本の貸し出し、講演、性教育の活動をしています。人とつながり、広がっていくことを大事に考えてボランティア活動をしているそうです。
白澤さんは、ちょうど10年前に「里枝子の窓」にお越しくださいました。そのときにも、白澤さんのお日様のような温かなお人柄を感じて、こんな方なら、自分も心を開いてご相談したいと感じたものでした。
それから10年。「川中島の保健室」では、どんな活動をしてきたのでしょうか。子供たちの幸福のために、今、私たちができることなども、ご助言いただきたいと思います。
なお、白澤さんから、すてきな詩を教えていただきましたので、シェアしますね♪

『悲しいこと うれしいこと』
新家庭教育講座より
山崎房一

年齢に関係なく
人間にとって一番悲しくて淋しくて苦しいことは
好きになった人から
「好きよ」と言ってもらえないことです。
お父さんが元気がないのは
「好きよ」とお母さんが言わないからです。
お母さんが悲しい顔をしているのは
「好きよ」とお父さんが言わないからです。
子どもたちが淋しいのは
「好きよ」とお父さんとお母さんが言わないからです。
人間にとって一番嬉しくて楽しくて
幸せなことは
好きになった人から 「好きよ」と言ってもらった時です。
「好きよ」と言うひとことは
どんな高価な金品でも代用できるものではありません。

◇「川中島の保健室」
電話・FAX:026-284-8220 

(文/広沢里枝子)

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