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これまでのゲスト

放送日:2005年9月24日

和波孝禧(わなみたかよし)さん

 今月は「サイトウ・キネン・オーケストラ」に参加するため、松本に滞在中の世界的バイオリニスト 和波孝禧さんにインタビューできることになりました。少し緊張してどきどきしていますが、和波さんの「サイトウ・キネン・オーケストラ」によせる思いや、全盲の和波さんが、どのようにして音楽を深めてこられたのかなど、様々な出会いを含めて、伺って参りたいと思います。どうぞ、お楽しみに!

和波孝禧さんのプロフィール
 4歳よりヴァイオリンを始め、辻吉之助、鷲見三郎、江藤俊哉の各氏に師事。1962年、第31回日本音楽コンクールに優勝。翌年、日本フィルのソリストとして楽壇にデビュー。その後、パリのロン=ティボー、ロンドンのカール・フレッシュなどの国際コンクールに上位入賞。「点字毎日文化賞」「文化庁芸術祭優秀賞」「モービル音楽賞」「サントリー音楽賞」を受賞。 国内外の主要オーケストラとしばしば共演している他、ピアニスト土屋美寧子とのデュオ、東京での「クリスマス・バッハシリーズ」や、演奏と話しを交えた「アフタヌーンコンサート」の開催、「いずみごうフェスティヴァルオーケストラ」の主宰、「サイトウ・キネン・オーケストラ」への参加、CD録音など多彩な活動を展開している。現在、桐朋学園大学と東京芸術大学で非常勤講師を務める他、毎年8月に「八ヶ岳サマーコース」を開催するなど、後進の指導にも力を入れている。著書に、自らの半生を綴った「音楽からの贈り物」(新潮社刊)、エッセイ集「ヴァイオリンは見た」(海竜社刊)がある。

長野大学ラジオゼミナール ゲスト 新谷起世(しんたに ゆきよ)さん

 「長野大学ラジオゼミナール」では世界を舞台に活躍する新谷起世さんを紹介します。長野大学産業社会学部産業社会学科3年の新谷起世さんが、7月にチェコ共和国のNove Mestoで開催された「2005FISグラススキージュニア世界選手権大会」に出場し、回転及びコンビネーション(回転、スーパー大回転の合計タイムで競われる)でいずれも3位となり銅メダルに輝きました。グラススキー競技の世界大会で日本人がメダルを獲得したのは初めてのことであり、日本のグラススキー競技の歴史に残る快挙といえます。
  また、新谷さんは9月には「FISグラススキー世界選手権大会イラン大会」に初出場し、見事入賞しました。
  今後も日本代表のアスリートとして、ますますの活躍を期待される新谷さんに、世界大会での貴重な体験や、グラススキーの魅力をお聞きします。

(文/広沢里枝子)

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