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これまでのゲスト

放送日:2006年12月23日

荒井一也さん

 今月は、山形小学校自立学級担当教諭、荒井一也さんにお越しいただきます。  荒井先生は、手の不自由な子供たちが使えるリコーダーの改良・普及に長年にわたって取り組んでこられました。
 小学校では3年生から、リコーダー(縦笛)が正課として扱われています。ところが、生まれつき手指がなかったり、麻痺してよく動かないなど、手指に障害をもつ子供たちは、いくつかの問題にぶつかることになります。
  そうした手指に障害のある子供たちも使えるリコーダー「改良笛」を、荒井先生は、仲間たちとともに、障害の状況に合わせてつくり、広げています。
  手指の不自由な子供たちも、笛の穴の位置を変えたり、穴を周りを抑えやすく削ったり、笛の穴を金具で簡単に塞げるように改良することで、クラスのみんなと一緒にリコーダーを楽しめるようになるのだそうです。そのことは、子供たちにとって、工夫すれば自分にも色々なことができるという自信につながっていきます。
 今回は、実際に改良笛を色々お持ちいただき、紹介していただくとともに、長年この支援を続けてきた荒井先生の思いを伺います。

長野大学ラジオゼミナール ゲスト 荻原諒(りょう)さん

 「長野大学ラジオゼミナール」では、長野大学の平成18年度「夢チャレンジャー」に認定された、荻原諒(りょう)さんにインタビューします。
 荻原さんは、産業社会学部産業情報学科の2年生。カーリングチーム「軽井沢ジュニア」に所属し、毎日、授業終了後、厳しい練習を行っているそうです。  荻原さんは、新年早々、イタリアのトリノで開催される「第23回ユニバーシアード冬期競技大会」カーリング競技の日本学生代表選手として、出場することが決まっており、その後も大会が目白押しです。
  1年の終わりに、希望に燃えるスポーツマンのさわやかな声をお届けできることと思います。

 今年も「里枝子の窓」を応援していただきまして、本当にありがとうございました。来年が皆様にとって、すばらしい年になりますように!

(文/広沢里枝子)

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