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放送日：２０１９年１１月３０日
＜ゲスト＞ 田丸冬彦さん
今月のお客様は、長野県立総合リハビリテーションセンター所長の田丸冬彦さんです。
長野県立総合リハビリテーションセンター（県リハ）は、長野市駒沢にあります。県リハは、病院と障がい者支援施設、義肢装具製作所、更生相談室から成る複合施設です。医療と福祉の緊密な連携のもと、脳血管障害等による片麻痺や認知機能障害、脊椎脊髄疾患による四肢麻痺、事故や糖尿病などによる四肢の切断者に対する義肢・義足の製作から使用訓練、関節疾患に対する人工関節手術、拘縮などに対する機能再建手術などさまざまな障害について、発症初期から社会復帰に至るまでの一貫したリハビリテーションを提供しています。まさに長野県における障害者リハビリテーションの中心拠点です。
この県リハが、台風１９号による千曲川の氾濫により、１階が全て浸水し、施設や医療機器が泥まみれになりました。病院（８０床）と障害者支援施設の計５７人の入院患者・入所者は１０月１３日のうちに全員を転院搬送したそうです。現地では、職員や支援団体が懸命の復旧作業を続けていることなどが、ニュースで報道されました。
こうした県リハのニュースを聞いて障害のある人々をはじめ、多くの方が心配しています。そこで、所長の田丸さんをお迎えして、実際の状況を教えていただくこととしました。
田丸さんは、医学博士です。専門分野は、脳神経内科、高次脳機能障害、脳卒中、パーキンソン病だそうです。しかも、ソフトな、とっても良い雰囲気の先生です。
県リハの被害状況や、現状、今後の見通しなどをお伺いし、１日も早い復旧のために、私達に協力できることを考えたいと思います。
（文／広沢里枝子）
●長野県立総合リハビリテーションセンター
https://www.pref.nagano.lg.jp/rehabili/
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