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これまでのゲスト

放送日:2021年9月25日

<ゲスト>  大月裕夫さん

 今月のお客様は、ピアニストの大月裕夫さんです。大月さんは、全盲で、中程度の聴覚障害がありますが、幼少より現在に至るまで、ピアノ一筋に生きてきた方です。
 大月さんは、1987年、長野県松本市生まれ。3歳より、松本市に本部を置く才能教育研究会(スズキ・メソッド)で、ピアノのレッスンを開始。松本盲学校を経て、武蔵野音楽大学大学院音楽研究科を修了。
 2018年7月、初めてのアルバム「大月裕夫 ピアノアルバム 〜視覚と聴覚のハンディを乗り越えつつ〜」をリリース。このときには「里枝子の窓」にご出演いただきました。
 そして、昨年の7月、大月さんは、ベートーヴェン生誕250年を記念する2ndアルバム「大月裕夫 悲愴・月光・熱情・テンペスト」をリリースしました。今回は、この新しいCDを聞きながら、お話を伺います。
 大月さんのピアノの音色は、一音一音が丁寧で優しく、聞いていると心が澄み渡ってくるようです。秋のひととき、美しいピアノ曲はいかがでしょうか?

大月裕夫(ピアノ) 悲愴・月光・熱情・テンペスト クラウン徳間ミュージックショップ https://crowntokuma-shop.com/products/detail/CTM0000D3O

(文/広沢里枝子)

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