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放送日:2021年11月27日
<ゲスト> 齋藤文護さん
今月のお客様は、東御市立みまき温泉診療所の医師、齋藤文護さんです。
齋藤先生は、香川県のご出身です。大学卒業後は昭和大学血液内科に就職し、白血病、悪性リンパ腫の治療、骨髄移植などの仕事に従事。同時に週1回の在宅訪問診療の仕事も開始しました。
齋藤先生は、2019年に地域医療に従事したいと考えて、東御市立みまき温泉診療所においでくださいました。東御市に来てからも、骨髄バンクの移植調整医師活動を継続し、骨髄バンクドナーのコーディネート活動をしておられます。
今回は、齋藤先生から、骨髄バンクの仕組み、ドナーの負担、骨髄移植の実際を伝えたいと言っていただいています。
実は私は、患者として齋藤先生のもとをお訪ねしたことがあります。盲導犬のアイメイトと一緒に、私が診察室に入って行きましたら、先生は、すぐに立ち上がって、私の手を取って椅子に案内してくださいました。そして、短くお話しした間にも、こちらの願いを汲みとってくださいました。そんなことからも、私は「こんな心ある先生が、私たちの街へ来てくださって、本当によかった!」と、感じています。
先生のお考えをスタジオでじっくりうかがえることを楽しみにしています。
◇骨髄バンク
- 1991年骨髄移植推進財団として設立、これまでに2万5千人以上の移植を実施
- ドナー登録は18歳以上、54歳以下
- 提供は20歳以上、55歳以下
- 現在のドナー登録者数は53万5千人
- 登録は献血ルームや保健福祉事務所 登録時は2mlの採血のみ
- 造血幹細胞の提供方法は2種類 骨髄もしくは末梢血
- 年間1200前後の移植が行なわれている
(文/広沢里枝子)
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