ここから本文です。

これまでのゲスト

放送日:2024年2月24日

<ゲスト> 篠田尚利(しのだ なおとし)さん、西山朱美さん(県立長野図書館職員)

今月は県立長野図書館から、お二人の職員の方をお迎えし、昨年の7月にスタートした視覚障害者専用電子図書館「アクセシブルライブラリー」について教えていただきます。
篠田尚利さんは、企画係長です。県立高校図書館勤務を経て県立長野図書館に配属されました。
西山朱美さんは主任です。生まれつき弱視でした。長野盲学校卒業後、長野県に就職し、県立長野図書館に配属されました。
長野県では、市町村と県による協働電子図書館サービス「デジとしょ信州」の一環として、視覚に障害のある人が、スマートフォンやタブレット等を使い、電子書籍を音声で楽しめる「アクセシブルライブラリー」のサービスを提供しています。

アクセシブルライブラリーの特長

・(視覚障害者個人の)スマートフォンやタブレット、パソコンで、好きなときに コンテンツ(電子書籍)が楽しめます。
・スマートフォン等のアクセシビリティ機能を使用して、音声自動読み上げをおこないます。
・スマートフォンやタブレットで、「利用者IDカード」のQRコードを読み取ると、そのままログインできます。
・参加出版社が提供する、すべてのコンテンツを自動で読み上げします。 音声速度(0.5倍~3倍)が選べます。 音声(男性音声、女性音声、高音、低音など、8種類)が選べます。
・読み(聴き)放題です。「貸出」や「返却」の必要はありません。
・無料です。ダウンロードはできないため、読んでいるあいだの通信料は利用者負担となります。
・対象者(1、2どちらにも該当するかた) (1)長野県内にお住いのかた (2)「身体障害者手帳(視覚障害)」をお持ちのかた

詳しくは、県立長野図書館へお問い合わせください。
電話: 026-228-4939(直通) 総務企画課企画係

(文/広沢里枝子)

前のページへ      次のページへ