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これまでのゲスト

放送日:2002年1月26日

山本辰太郎さん

 今年は午年ですが、新年最初のゲストは、馬を飼いながら、20年間にわたって地域の子どもたちとかかわってきた山本辰太郎先生です。
 山本先生は73才。私とドロシーを見かけると、必ず声をかけてくださるのですが、人を包み込むような、とても温かなお声です。ドロシーは、そのお声を聞き、お顔を見ただけで、大喜びしてしまうので、「山本先生って、ドリトル先生みたい」と私は思うのです。
 山本先生は、滋賀県から長野県の南相木の分校に赴任してこられて、教員生活37年。信州が好きで、馬が好きで、望月町に住み着いたと聞きました。
 望月町は「駒の里」として有名で、毎年、草競馬大会も開かれます。 山本先生も、その草競馬大会に参加した経験者。今、飼っているのは雄の木曽馬で5代目とのこと。
 まず馬との楽しいお話をたくさん聞けそうです。
 また、山本先生は、望月町の印内で、長年にわたって「風の子広場」を主催していらっしゃいます。その様子を見た岩崎ディレクターから「林の中を駆け回る、馬と子どもたちの姿は、まさしく風の子広場だった」と聞きました。
 この「風の子広場」で、子どもたちは、どのように育っていったのでしょう。
 昔の子どもたちと今の子どもたちの変わったところ。変らないところなども、聞いてみたい気がします。
 更に山本先生は日本エスペラント学会長野支部代表、世界エスペラント協会地域世話人をしており、世界の人々との広い交流をお持ちです。
 イスラムの人々とも交流をもつ山本先生が、今の世界の動きをどう受け止めているか。これも、ぜひ、お聞きしたいところです。

(文/広沢里枝子)

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